骨が折れても受かる人であれ。

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どうも、とうまです。

僕は現役生の時、
右手首の骨を折った。

部活のサッカーの練習試合の時、
相手と競って、派手に転んで手をついた。

そしたら、
手を動かせなくなった。

動かそうと思っても、
動かせなかった。

その後病院に行ったら、
骨折だと言われた。

軽いヒビ程度のものだったが、
手首が固定されたためペンが持てなかった。

そのとき、
僕はどう考えたのか?

というと、
少し安堵していた。

勉強ができない言い訳ができて、
安堵していたのだ。

これが、
落ちる人の典型的な考え方。

成績が上がらない人、
勉強しない人、
志望校に落ちる人は、

そもそも考え方が間違ってるのだ。

現役時代の僕は、
典型的な落ちる人だった。

落ちる人の思考法、
落ちる人のマインドで日々を送っていた。

そんな僕は、
具体的に何を考えて生きていたのかというと、

常に言い訳を考えて生きていた。

勉強できない言い訳を、
受からなかった言い訳を、

常に言い訳を考えながら生きていたのだ。

これこそが、
典型的な落ちる人の考え方だ。

そして当時の僕と同じような受験生も、
たくさんいると思う。

自覚がある人は、
まずはその状態であることを認め、

そして、
受かる人の思考法を、マインドを学び、
受かる人に生まれ変わってくれればと思う。

当時の僕の成績は、
どうあがいても絶望な成績だった。

理系のクセに数学はできず、
他の科目もロクでもない結果だった。

どこの誰が見ても、
現役で受かるのは無理だった。

そして、他でもない僕自身も、
心のどこかでそう感じていた。

諦めていた。

そしてそんな状況であることを、
他の誰かのせいにしようとしていた。

自分の人生の責任を、
誰かになすりつけようとしていた。

この考え方こそ、
落ちる人の思考法なのだ。

成績が伸びない人は、
勉強できない言い訳を探すプロフェッショナルになってしまっているのである。

部活で忙しい。
疲れている。
やる気が出ない。
時間がない。
周りがうるさい。

なんでもいい。

そのようにして、
勉強してない現状を、
成績が伸びてない現状を、

必死で肯定しようとする。

これが当時の僕の考え方、
つまりは落ちる人の考え方なのだ。

自分の成績が悪いのは、
部活で忙しいからだ。

やる気が起きないのは、
周りの人がうるさいからだ。

受験勉強できないのは、
骨折してしまったからだ、と。

そのように、
毎日必死に言い訳を探してしまっているのである。

いいだろうか。

その思考法、マインドを変えない限り、
その人の大学受験生活は好転しない。

もし、僕が受かる人だったら、
骨折したときにどう考えただろうか?

骨折してるから、
勉強できないのはしょうがない。

と、考えただろうか?

そんなはずはない。

もし、僕が受かる人だったら、

受かる人の思考法、
受かる人のマインドで生活していたら、

必ず勉強したはずだ。

その理由は簡単、
受かる人なら骨折してても勉強するはずだからだ。

受かる人は、
今をどう生きるのか?

常にこの問いを立てて生活すれば、
自ずと生活は受かる人のそれになる。

電車に乗ってる時、
受かる人はどうするのか?

愚問だ。
勉強するに決まってる。

短時間でできる単語とか用語の確認を、
たった一駅分しか電車に乗らなくても怠らないだろう。

受かる人は、
1分1秒を大切にする。

落ちる人は、
1分1秒を侮る。

これだけの差だ。

しかし、これだけの差が、
合否を決めるのである。

骨折したら、
受かる人はどうするのか?

これも愚問だ。
勉強するに決まってる。

たとえ骨が折れようと、
しようと思えば勉強はできる。

手が動かせなくとも、
ペンを持てなくとも、

アタマも目も口も正常だ。

英単語帳でも眺めて、
目で見て確認して、
声に出して暗唱すればいい。

人はそれを勉強と呼ぶ。

そういった選択肢があるにも関わらず、
当時の僕は勉強をしなかった。

勉強できない言い訳を見つけて、
どこか安堵していたのだ。

これで勉強できなくても、
志望校に落ちてしまっても仕方がない、と。

いいだろうか。

言い訳をする人は、
心のどこかで同情を求めている。

可哀想だね。
仕方ないね。
頑張ってるね。

どこかの誰かがそう言って、
自分を許してくれるのを待っている。

勉強できない自分を、
成績が伸びない自分を、

優しい言葉をかけて許してくれるのを、
心のどこかで期待している。

が、
ハッキリ言って、

そのような思考法、マインドでいる限り、
受験勉強はうまくいかないだろう。

綺麗事抜きに、
大学受験をする目的は志望校に受かることだ。

他人に同情を求め、
現状に満足することではない。

ちょっと疲れたから、
萎えたから、
落ち込んだからといって、

休んでるヒマはない。

耳障りの良い、甘い言葉をいくら言われても、
勉強しなければ現状は変わらない。

そう、
他でもない自分が勉強しなければ、
自分の大学受験の結果は良くならないんだ。

大学受験をするのであれば、
これを肝に銘じておこう。

全ては自己責任だ。

今の成績は、
今までの積み重ねの結果だ。

どんな環境であろうと、
結果を出す人は結果を出す。

逆にどんなチャンスがあろうと、
結果を出せない人は結果を出せない。

受かる人は、
受かるために必要なことをやる。

落ちる人は、
落ちたときのための言い訳を探す。

あなたはどちらの人になりたいだろうか。

骨が折れても、勉強はできる。

受かりたいなら、1日1分1秒を大切に、
今できることを積み重ねていこう。

では。

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