大学受験で自信が持てない人はこう考えている。懲罰思考を止め、淡々と改善すべし。

IMG_0609.JPG

どうも、とうまです。

受験生の指導をして、
気づいたこと。

自信が持てない生徒は、
懲罰思考で生きている。

懲罰思考ってのは何かと言うと、
何かしらの問題点が発生した時や、
目標を達成できなかった時に、
過度に自分のことを責めること。

僕も受験生の時にやっていたので、
かなりわかる。

例えば、朝起きたとき。

本当は6時に起きる目標だったのに、
なぜか7時に起きてしまった。

このときに懲罰思考の人は、
自分はダメな人間だ。
どうして7時に起きたのか。

あー。やっぱり自分はできない人なんだな。

と、マイナスの言葉がアタマの中で、
ガンガンと飛び交うのである。

そして、へこむ。
なえる。

精神的なダメージを負う。

しかもたちが悪いことに、
自分が精神的な傷を負わないと、
どこか気が済まなくなっているのだ。

ようするに、
目標を達成できないことによって生まれたストレスを、
自分を傷つけることによって解決しているのである。

これがクセになってくると、
もう自分に自信を持つなんて不可能な気がしてきてしまう。

いつも自分は失敗ばかりだ。
何をやっても目標達成できない。

たまに良い結果が出たとしても、
どうせそのときはたまたま運が良かっただけだ。

どうせまた悪い結果が出るに決まってる。

と、マイナスへマイナスへと、
どんどん思考が偏ってしまう。

そして、これが、
自信喪失状態につながるのである。

このような状態の人は、
無理やりプラス思考になろうとしても、
疲れるだけだ。

大学受験に限らず、常識的にも、
ポジティブシンキングが素晴らしいとされている。

俺はできる。私はできる。
今日は絶好調。素晴らしい1日だ。

そう自分に言い聞かせて、
常にポジティブでいることが、
あたかも最高の状態であるかのように思われている。

が、僕から言わせてみれば、
この状態は自信喪失状態と同じくらい、
不自然なことだし、疲れてしまう状態だと思う。

特に大学受験においては、
自信過剰状態もダメなのだ。

自信過剰状態だと、
冷静に判断するという時間がなくなる。

模試で点が取れなくても、
この科目で点が取れなかったってことは、
伸び代があるってことだ。
もっとポジティブに捉えよう。

的なノリで判断するかもしれないが、
それだと意味がない。

プラス思考はプラス思考で、
冷静さを欠いているのである。

いいだろうか。

受験で大事なのは、
プラス思考になることでも、
マイナス思考になることでもなく、
フラットな視点でニュートラルに自分の実力を直視することだ。

例えば、朝6時に起きる目標が達成できず、
7時に起きてしまったとき。

どう考えればいいのかというと、
まずはその事実を認めるのだ。

自分は6時に起きるという目標を立てて、
実際には7時に起きてしまった。

この事実を認めるのである。

そして、その次にやるべきが、
その事実を分析することだ。

多くの人はここで、
感情的に反応し、無駄に時間を費やすから、
疲れてしまうのである。

俺はダメな人間だ。
なんで6時に起きれなかったんだー。

と今更反省しまくって、自分を傷つけまくっても意味ないし。

今日はたまたま7時に起きただけだ。
明日から頑張ればいいでしょ。

と、無意味な決断をするだけでも意味はない。

自分が6時に起きようとして、
7時に起きようとしたのは、
1日を通して得ることができた貴重な1つのデータだ。

そこから最大限自分のことを学び取る姿勢。
今起きた出来事を次につなげる意志が大事なんだ。

朝6時に起きようとして、7時に起きてしまった場合は、
まずなぜそうなったかを分析するんだ。

昨日何時に寝たのか。
寝る前の行動は。
風呂は。
夜ご飯は何をどれくらい食べたのか。
アラームはかけたのかかけなかったのか。
昨日の疲労度はどれくらいだったか。
布団に入る時間はいつだったか。
布団に入ってからどれくらいで寝れたのか。
運動はしたのか。
寝る直前は何を考えていたのか。

行動ベースで何をやったのかを、
具体的に見直してみるのである。

そうやってデータを集めて、
あとは仮説検証をしていくのだ。

寝る前に次の日の予定を考えながら寝ると、
朝起きる時に、バシッと目覚められるな、とか。

1日のうちにあまり運動しないで床に入ると、
寝るまでの時間が結構かかるな、とか。

そうやって、データを集めて、
検証していくのである。

このフラットな視点。

感情を一切交えず、
冷静に分析する視点が大事なんだ。

受験勉強がうまくいかない人、
波がある人、安定しない人ほど、
この部分ができていない。

なぜそうなるのかというと、
自分の感情にいちいち反応してしまっているからだ。

感情的反応は、
また次の感情的反応を呼ぶのである。

模試で悪い点数を取った。

あーやっぱり私は頭が悪いんだ。

どうせ勉強しても意味ない

でも志望校には行きたいな。

志望校行くために何すればいいんだ。

今からでも間に合うのかな

もうどうすればいいんだろう。

こんな感じで、
感情的な反応が、
感情的な反応を呼んで、
勉強に手がつかなくなるのである。

こうならないためにも、
感情的に反応しそうになったら、
一旦引いた姿勢で自分を捉えるのでだ。

さきほどの反応を添削すると、
こんな感じだ。

模試で悪い点数を取った。
→これは事実。ここを根拠に考える。

あーやっぱり私は頭が悪いんだ。
→感情的反応。これは不要。
ここから連鎖的に反応しないように、
一旦自分から抜ける意識を持つ。
私はこういう時に自分は頭が悪いと判断するんだな、
ってことを客観的に捉える。
ただそれだけ。捉えるだけってことをする。
感情的な反応はしない。

どうせ勉強しても意味ない
→これはまさしく意味のない感情的反応。
ふてくされてるだけ。投げやりになってるだけ。
この思考、この発想は無意味。
こう考えてしまった時も、
自分はこういう時にどうせ勉強しても意味ないって反応するんだな。
と、自分を客観視する。
こう反応すること自体が悪いわけではなく、
こう反応するのはどういう時なのかを理解し、
自分のデータを集めることが重要。
すると、パターンがあることに気が付ける。

でも志望校には行きたいな。
→これも感情的な反応から生まれた無意味な思考。
志望校に行きたいのは当たり前。
そのために何をすればいいのかを、
事実ベースに、データを基準に考えなければならない。

志望校行くために何すればいいんだ。
→これを感情抜きに考え続けられると、
自分の行動がどんどん効率的になっていく。
志望校に行くために、今の自分は何をすればいいのか。
この模試の結果を、どう次に活かそうか。
それを考え続けるのである。

今からでも間に合うのかな。
→これは典型的な感情的反応。
自分の中の不安を煽るだけにタチが悪い。
どうすれば間に合うのか。
と考え直すのが大事。
いたずらに自分を不安に貶めるだけでは、疲れるだけ。
そのような懲罰思考は不要。思考を変えるべし。

もうどうすればいいんだろう。
→初めからここを考える。
模試の結果が悪かった→ではどうするか。
これを瞬時に考えるのである。
それができれば、かなりフラットになれてきているだろう。

ざっとこんな感じ。

大学受験で大事なのは、
素直に今の実力を認めて、
それを元に勉強をすることだ。

素直に認めるとは、
過剰な反応をしないということである。

過度に後ろ向きな思考も意味ないし、
過度に前向きでも意味はない。

フラットな視点で、
スーッと冷静な視点で自分の成績を見つめ、
そこから何をすべきかを判断するのである。

これこそが必要なことだ。

ようするに、
事実に基づいた次の行動を、
淡々と分析するのである。

この「淡々と」というのは、
大学受験をする上で超重要だ。

爆発的に成績を伸ばせる人は、
ものすごく淡々と勉強しているのだ。

いちいち感情的に反応せず、
今やるべきことを淡々と勉強し続けるのである。

例えば、
英単語の勉強をする時。

200語勉強したあたりで、
集中力が切れてきたとしよう。

そんなとき、
どうするのかというと、
淡々と考えるのだ。

僕は今、集中力が切れてる状態だな。

これは休むべきか。

でも、英単語の勉強ってのは、
さほど集中力が必要な作業ではない。

ただただ無心で眺めるだけでも、
効果があるだろう。

集中力が切れてきてると判断してるのは、
感情的になってるからだな。

ただ、休みたいと思ってるだけだ。

今日はまだ勉強し始めてから全然時間が経過してないし。
こういった心のざわめきに反応してても意味はない。

今自分がやるべきは、英単語だ。

それ以上でもそれ以下でもない。

ただパラパラ眺めるだけでもいいから、
英単語をやり続けよう。

そうやって、
淡々と考えていくのである。

いちいち感情的に反応していると、
すぐに手が止まってしまう。

それに付き合っていては、
時間がいくらあっても足りないし、
エネルギーも持って行かれてしまう。

だからこそ、
淡々と勉強するように努めるのだ。

懲罰思考も意味がないし、
無駄なポジティブシンキングも不要なのだ。

大事なのは、
淡々と現実を積み重ねていくこと。

淡々と今を分析して、
淡々と勉強をし続けることだ。

これが何も考えずに、
無意識にできるようになれば、
受験勉強はかなりスムーズに行くだろう。

感情的な反応はパニックを呼び、
パニックをは精神的な疲労を呼び寄せるからね。

感情的に反応しても疲れるだけ。

常にフラットな視点に立ちながら、
淡々と受験勉強できるように、
心がけていきましょう。

ちなみにこのブログ記事は、
無心で淡々と書いてみた。

ここまでの所要時間は35分12秒。

文字数は3800文字くらい。

僕も今こうやって、
自分がどれくらいの記事をどれくらいのペースでかけるのか、
計測しながら、淡々と事実確認をしながら進めているのだ。

そうやって淡々と何事も積み重ねられる人が、
結果を残すことができるからね。

もっと素早く、もっとわかりやすい記事を、
効率的に書けるようにしたいです。

ってことで、
受験生も自分の受験勉強を、
淡々とこなせるようにしていきましょー。

ではでは。

追伸

勉強法を変えたことによって

もともと偏差値40の人が80になりました。

勉強法に関する話をメルマガ限定で発信しています。

動画教材100本以上無料プレゼント。

欲しい方は下記リンクをクリック!

大学受験無料メール講座はこちら! 

 

もしくは、下の画像をクリック!

大学受験無料メール講座

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>