どうも、とうまです。
受験勉強をする時、
比較することは極めて重要。
比較の概念なしに、
大学受験を語ることはできない。
志望校の合格最低点との比較。
過去の自分の成績と今の自分の成績の比較。
問題を解くのにかかった時間の比較。
筆者の主張と選択肢に書かれてる文の比較。
昨日の自分と今日の自分の比較。
受験勉強の様々な場面、様々な状況で、
比較するシチュエーションが出てくる。
例えば、
勉強計画を組み立てる時。
勉強計画を組み立てる時は、
未来のあるべき姿と今の自分の姿を比較し、
その間を埋めるためにすべきことを考えるのが基本だ。
志望校に合格するためには、
どの科目でどんな問題を解きどれくらいの試験時間で、
何点くらい取らなければならないのか。
そして、それを達成するために、
今の自分に足りないことは一体何なのか。
これらを考えて、
実現可能な計画を立てなければならない。
詳しい話はこの動画でしてるので、
もっと詳細を知りたい人はこれを見るように。
受験生必見の学校では教われない話をしてるので、
本格的に受験勉強を始める前にぜひ見ておこう。
話を戻す。
このように、比較すること自体は、
大学受験のあらゆる場面で重要になってくる。
勉強計画を立てる時もそうだし、
入試問題を解く時もそうだね。
英語や国語に出てくる評論なんてのは、
比較のオンパレード。
この比較の概念なしに、
大学受験を語ることはできない。
でも、大学受験における比較の話において、
これだけは避けなければならない、ってのがある。
それが、
他人との比較だ。
これは絶対にやってはいけない。
それはなぜか?というと、
他人と比較したところで何の意味もないからだ。
友達と模試の結果を比べてみる。
ツイッターのフォロワーの成績を気にする。
過去の志望校合格者の今の時期の成績を気にする。
私が受験生の時も、
これらをやってしまったことがある。
というか、
模試が終わるたびに、
やってしまっていた。
今思うと、
何やってんだー!と軽く後悔している。
なんでこの作業があかんのかっていうと、
無駄に心がぶれてしまうから。
良い結果でも調子に乗るし、
悪い結果だとすごい不安になってしまう。
怖いもの見たさのような気持ちもあるかもしれないが、
他人との比較は大学受験における騒音、ノイズ、
言ってしまえば、無駄な作業でしかない。
そう他人と比較することは、
そもそも大学受験において不要なのだ。
それでも、
あなたも他人との比較を、
やってしまったことがあると思う。
例えば、
こんな感じ。
自分の今回の模試の成績は、
英語の偏差値53
国語の偏差値47
数学の偏差値54
友達の成績は、
英語の偏差値68
国語の偏差値70
数学の偏差値65
あー友達の方がアタマいいなー。
それに比べて自分はまだまだだな。
どの科目も負けてるやん。
はあ。萎えるわー。
といった感じで、
比べたことがあるだろう。
ここで問題なのは、
このように比較した場合は、たいてい、
他人の成績に感情的に反応するだけで、
そこから得られるものはないということだ。
これが受験生がやりがちな単純な比較。
私が受験生の時にもやった。
死ぬほどやった。
ネットで成績を後悔してるすごい人の成績を、
自分のボロッカスな成績を比べて、
勝手に萎えていた 笑。
が、
感情的な反応ってのは、
何の解決にもならない。
何の解決にもならないどころか、
時間が限られてる受験生にとっては、
害悪となってしまう。
感情的にへこんで、
自分は記憶力がないんだ。
元からアタマがよくないから仕方がない。
勉強の才能がないんだなー。
と言ってても、
時間の無駄、命の無駄、人生の無駄だ。
そういうモードになったら、
速攻で切り替えるべき。
そしてそもそも、
そういうモードにならないように、
他人との比較はすべきではないのだ。
では、他人と比較する代わりに、
一体何をすればいいのか?
というと、
最も大事なのが自分との比較である。
自分との比較ってのは、
過去の自分、今の自分、
そして未来の自分との比較のことだ。
自分が受験生の時も、
これを意識してやってればなと思う。
これができると、
他人と比較することで生まれてくる、
心のざわめきはかなり減る。
受験生は、
他人と比較することでかなりエネルギーを奪われているのだ。
いいだろうか。
他人と比較するヒマがあるなら、
客観的に自分を眺めて、
時間軸をずらして自分を比較していくのだ。
過去の自分はどんな勉強をしてたっけ?
確か1ヶ月前の自分は、
英単語と英文法の勉強をしていたな。
あーそうだ。
本当に何もわからないから、
中学レベルの英語からやり直したんだ。
だから今回の模試で、
英語の問題が前より解けるようになってたのか。
文法問題とか、
前は本当にちんぷんかんぷんだったからなー。
今は問題が読めるようになったし、
長文も少しは理解できるようになった。
だいぶ成長したなー。
でも志望校に合格するためには、
まだまだ足りないな。
志望校のボーダーは8割くらいだから、
とりあえず次の模試で7割くらいは越えられるようにしよう。
このように、
過去、今、未来という時間軸を意識して、
思考を巡らすのである。
これこそ、
生産的で、意味のある「比較」だ。
表面的で上っ面しか見えない他人との比較とは、
全然話が違う。
そう、他人と比較して不安になる受験生は、
ここの部分で致命的な間違いをしているのだ。
他人と比較して不安になる受験生は、
自分と自分を比較すべきところを、
自分と他人を比較してしまうからこそ、無駄に疲れてしまうのだ。
そこを改めるだけでも、
だいぶ受験勉強が変わってくるだろう。
今回の話は、
過去に何回も動画で説明している。
詳細については、
以下の動画を見ていただきたい。
こちらは保護者向けの動画だ。
ってことで、
今回は受験生が受験勉強をする上で抱える不安について、
どのように考えていけばいいのか、具体的に解説した。
最後に、1つ注意点を述べると、
このような「思考のクセ」というのは1日かそこらで、
すぐに矯正できるものではない
ということだ。
これは、
知っておかなければならない。
他人と比較するクセがある人は、
すぐに他人と比較してしまうし、
自分を卑下したがる人は、
すぐに自分をダメ人間だと思い込みたくなる。
そのときに大事なのは、
それを認めることだ。
他人と比較して不安になったときは、
そうなってる自分を否定せずに認めるのだ。
あーまた他人と比較してる。
また他人と比較して不安になってるんだな。
と、そうやって、
客観的に自分を見つめることが、
自分の思考のクセを直す第一歩目。
いきなり変えるのは難しいから、
毎日一歩ずつ積み重ねていこう。
今回はこのへんで。
ではでは。
追伸
勉強法を変えたことによって
もともと偏差値40の人が80になりました。
勉強法に関する話をメルマガ限定で発信しています。
動画教材100本以上無料プレゼント。
欲しい方は下記リンクをクリック!
もしくは、下の画像をクリック!
コメントを残す