スネ夫になるな。素直になれ。淡々と勉強した人が受かるんだ。




どうも、とうまです。

僕は受験生のとき、
スネまくりのスネ夫くんだった。

英語の長文を読んでいて、
意味のわからない英単語が出てきたらスネて、
長文の意味がわかっても、
問題の選択肢を絞れなかったらスネて、
模試で良い出来だと思ったら、
思ったより良くなかったらスネて。

ようは、
スネまくりボンバーだった。


そして、
感情的になって。

どうせ今からじゃ無理だー。
間に合いっこないんだー。

といじけ倒していた。


けど、寝て起きて次の日になると、
よし!今日は頑張るぞ!となっていた。

睡眠は偉大だ。


でも、今日話したいのは、睡眠の偉大さではなく、
スネたときにどう素早く立ち直るのかだ。


まず、昔の僕と同じように、
スネまくりな人。いじけまくりな人。

そんな人に伝えたいのは、
スネて一番被害を被るのは、
他でもない自分だってこと。


なぜなら、
スネ足らスネた分だけ、
それに費やした時間は単純に失われていくから。

このスネるって作業は、
べつに長時間であるとは限らない。


たとえば、
数学の勉強に手をつけ始めたとき、

最初は解説を読んでも、
遅々として進行が進まないだろう。

1行1行でつっかかり、
何を言いたいのか理解できないはずだ。


こんなとき、
スネ夫が登場しがちだ。


もう!この解説なんなん!
もっと詳しく説明しとけよ!

と、参考書を投げ出したくなるスネ夫が登場する。


でも、それをやったところで、
投げ出した参考書を拾ってまた勉強を始めるのも自分だ。


そう、受験勉強というのは、
他でもない自分自身がやるしかないものなのだ。


だからこそ、
心にスネ夫が登場してきたら、
瞬間的に切り替えないといけない。

速攻でサヨナラバイバイしなければ、
スネ夫になった分だけ時間を失うことになる。


時間を失うということは、
大学受験において致命的だ。


大学受験は、
時間との勝負。

限られた時間内で、
どれだけ良い結果を出せるのかを勝負するゲームだ。


そのときに、
いちいち自分の中のスネ夫に心を奪われ、
自分の人生の主導権を奪われていたら、
勉強もままならない。

だからこそ、
スネまくりのスネ夫になりそうになったら、
まずは自覚することが重要だ。


あーもう。
どうせ俺なんてー。

と思い始めたら、
一歩冷めた目線で自分を見つめ直して、

あ、俺今スネ夫になりそう。

と、自覚するのである。


これさえできれば、
スネ夫状態からは抜け出せる。

スネ夫になってる人は、
自分がスネまくりいじけまくりの、
ダサい姿でいることを自覚できていないのだ。


いいだろうか。


大学受験で結果が出ない人は、
このようにスネ夫モードになる頻度が多く、
勝手に諦めてる時間が長い傾向がある。

数学の参考書を開いても、
すぐにスネ夫モードになり、

自分には無理だ!
どうせわからないんだ!
読んでも理解できないんだ!

と、勝手に諦める。


英語の勉強を始めて、
英単語を覚えようと単語帳をみて、

すぐに、
こんなにたくさんの単語なんて覚えられるわけないだろ!
自分には無理だ!

と投げ出す、
勝手に諦めモードのスネ夫ちゃんになってしまう。


そうなっているからこそ、
現実の成績もなかなか上がっていかないんだ。


もし、受験勉強を効率的に進めたいのなら、
スネ夫ではなく素直にならないといけない。

素直に自分の実力を認め、
淡々と勉強することが必要なのだ。


すぐにスネ夫になる人は、
素直に自分の今の実力を認められないから、
いじけてしまう。

もっとできると思ったのに
なんでできないんだ!

とヒステリックになるのだ。


そしてそうやって感情的になったまま、
そこから抜け出そうとしないから、
ろくでもない選択肢を取る。

もう無理だ!

と、ヒステリックになり、
勉強に手をつけなくなったりするのだ。


そして、それをやっていると、
上がるはずの成績も上がらなくなってしまう。

そのスネ夫状態の時間も勉強しておけば、
もっと余裕を持って成績も上げられたはずなのに、
勝手にスネて、いじけて、諦めてしまうから、
伸びる成績も伸びないのだ。


その結果、
自信を失うのである。


勉強したはずなのに、
なんで成績上がらないんだろう。


はあ。萎えるな。


となってしまう。


そうではない。


勉強しても成績が上がらないのではなく、
そもそもあまり勉強していないのだ。

ちょっと勉強しようにも、
すぐにスネ夫になり、いじけ、諦め、
そうやって勉強効率が悪いことをやってるから、
勉強の進度も理解度も良くならないのだ。


いいだろうか。


受験勉強と言うのは、
いかに淡々に進められるかがカギを握る。

模試や過去問の結果から、
今の自分に足りないものを冷静に導き出し、
それを補うための勉強をする。


ただそれを、
合格最低点が取れるまで繰り返すだけなのだ。


シンプルに言えば、
それだけのことのはずなのに、
多くの受験生は感情的に失敗をしてしまう。


心のざわめきに現実の行動を邪魔され、
いろいろと無駄なことをしてしまうからこそ、
なかなか成績が上がらず、

成績が上がらないから、
どんどん不安になるという悪循環に陥るのだ。


その状態ではいけない。


頻繁にスネ夫状態になり、
勉強を中断してはいけないのだ。


だからこそ、
勉強していてヒステリックになりそうになったら。

スネたり、いじけたりしそうになったら。


まずは深呼吸。

自分を客観的に見つめ直してみよう。


それをするだけで、
1日のタイムロスがかなり減っていくだろう。


自分の今の実力を素直に受け止め、
淡々と受験勉強を進めるためにも、
冷静に今を積み重ねていく意識を常に忘れないようにしよう。


今回はこのへんで。


ではでは。

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