掃除論。お部屋掃除と受験勉強って似てるんだよなー。


こんにちは、とうまです。

先日、部屋の掃除をしていて思ったのが、
受験勉強も部屋の掃除も同じだなーってこと。


どこが同じかというと、
基本を1つ1つ丁寧に片付けていく点。

この感覚を持ってる人は、
受験勉強も部屋の掃除もうまくいくなーと。


順番に話していこう。


例えば、
受験生からくる質問でよくありがちなのが、

「英単語は複数の意味を同時並行で覚えたほうが良いですか?」

って質問。


これ、死ぬほどよくくる質問の1つ。

断言しておくけど、
ハッキリ言って「それは無理」だから。


同時並行って言うけど、
そもそも初めから同時並行で複数の意味を覚えられたら苦労しない笑。

そりゃあ同時並行でできたほうがいいけど、
それはあくまで「願望」に過ぎない。


受験生がやるべきことは、
今の自分でもできることで、
かつ次の一歩につながる基本の勉強。

これだけなんだよね。


そして、受験生は、
「〜したほうがいい」ではなく、
「〜すべき」にフォーカスしないといけない。

「〜したほうがいい」に気を取られてたら、
それこそきりがないからね。


英単語は複数の意味を覚えたほうがいい。
発音、アクセントは覚えたほうがいい。
類義語、対義語も覚えたほうがいい。


初めからそうやってハードルを上げても、
絶対に出来っこない。


だからこそ、
基本を1歩1歩丁寧にやる必要がある。

目の前の「〜すべき」を丁寧に片付けていけば、
成績は自ずと上っていくんだよね。


英単語で言うと、
まずは1つの単語、1つの意味を覚えるってのが大事。

べつに複数の意味を覚えなくていい、
と言ってるわけではなくて、
基本を1歩1歩積み重ねていく感覚が大事ってこと。


複数の意味を覚えるのは、
1つの単語、1つの意味を完璧に覚えて、
それからやるべきことだからね。


で、この感覚ってのが、
部屋の掃除でも言えるんだ。


例えば、部屋を掃除するときに、
「ベッドの位置を変えたい」としよう。

そのときに、
いきなりベッドの位置を変えられるか?というと、
そんなことはありえない。


ベッドの位置を変えるには、
机や椅子、タンスをどけたりして、
ベッドを置く場所を確保する必要がある。

その前に、
移動する机や椅子を綺麗にしたり、
タンスを整理整頓する必要があるだろう。

もっというと、
ベッドが置いてあった床の埃を掃除したり、
タンスの中のいらない服を仕分ける作業とかも必要だろう。


ようするに、
「ベッドの位置を変える」という目標があったとしても、

結局実際にやることは、
1つ1つの地道な基本的な作業ってこと。


濡れ雑巾で床を拭いたり、
いらない服を袋にまとめたり、
本棚の本を整理してみたり。


そういう地道な一歩の積み重ねがあって、
「ベッドの位置を変える」って目標が達成できる。


逆に、同時並行でやろうとしたら、
おそらく掃除の効率はかなり悪くなる。


本棚の整理をしてる途中で、
いらない洋服を片付け始めたり。

床を雑巾で拭いてる途中に、
窓の拭き掃除も始めたり。


そんなことをしていては、
いつまで経っても掃除が終わらない。

ま、部屋の掃除をしたことがある人は、
よくわかることだと思う。


中途半端にいろんなところに手を出すと、
本当に収拾がつかなくなるからね笑。


で、受験勉強でも、
同じことが言えるわけだ。

英語がまだ身についていないのに、
世界史や日本史の勉強を始めると、
どれも結局身にならない。

英単語すら覚えてないのに、
予備校で長文読解の授業を受けたところで、
何が何だかわからないまま終わる。


なーんてこと、あると思う。

というか、
ほとんどの成績が上がらない受験生は、
こんな感じのことをやってるだろう。


それじゃあ、
うまくいくはずもない。


いいだろうか?


受験勉強もお部屋掃除も、大事なのは、
基本に忠実に1つ1つ階段を上っていくこと。

違う言い方をすると、
基本を1つ1つ丁寧に片付けていくこと。


ようするに、
何事においても「基本が大事なんだ」ってこと。


いきなり応用問題を解こうとしないで、
まずは基本問題を100%正解できるようにしましょう。


ってことで、
今回はこの辺で。


ではでは。






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