Q&A 今からでも間に合いますか?と質問したい受験生に読んで欲しい話

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どうも、とうまです。


間に合いますか?

受験生から最も多く聞かれる質問の1つがこれ。


この動画でも話してるし、




保護者の方向けの動画もある。




これらの動画でも話してることだけど、
当たり前のことだが、やっぱり間に合うかどうかは人それぞれ。


現状の成績がどれくらいか。
志望校がどこなのか。
本番までの時間はどれくらい残っているか。


こういった情報がないと、
それはわからない。

わからないし、
究極的なところ、
間に合うかどうかは今後の努力次第だ。


まあこれについては、
言われずともわかることだと思う。


でも、
それを踏まえて聞きたいことがある。


それが、

間に合わせる覚悟がありますか?

という質問だ。



間に合いますか?


このように聞いてくる人は、
恐らく、その覚悟が足りない。

その覚悟が足りないからこそ、
なんかモヤモヤした日々を送ってる可能性が非常に高い。


どうせやるなら頑張りたいけど、
でも、何をすればいいかわからないしなー。

何すればいいかわからないし、
周りの人も詳しく教えてくれないし。

みんな言うこと違うし。

もうどうすればいいんだろう。


というどっちつかずの態度で、
迷ってしまっていることだろう。


もちろん、
やる気があるのは、
ただそれだけで、とても素晴らしいことだ。

現役高校教師にも聞いたことだが、
高校生の中には、勉強をする気がまるでない人が、
本当にたくさんいる。

端から諦めてる人が、
ごろごろいる。


そういった人に比べたら、
受験勉強を頑張る気があるだけで、
本当に素晴らしいと思う。


それについてはこの動画でも話した。





ただ、それだけに、
非常にもったいない。


せっかく、
やる気があるにもかかわらず、

ちょっとした覚悟がない

というだけで、
その場で踏みとどまってしまっているのが、
非常にもったいないなーと思う。


昔の私もそうだったが、
その状態まできてるなら、あと一歩だ。

あと一歩、ちょっとした覚悟を持てれば、
今は探り探りで進めてる受験勉強もスムーズに進められるだろう。


このブログ記事を読んで、
少しでも、今より一歩前に進める人が増えてくれればなと思う。



それで、だ。


今からでも間に合いますか?

このように質問してしまう状態の人は、
ハッキリ言って他人に依存しすぎだ。


もしその質問に対して私が、

無理ですね。諦めましょう。

と言ったら、
すんなり諦められるのだろうか?


それならそれで、
諦めて違う道に進んだ方がいい。


でも、そうじゃないことはわかってる。


だったら、
さっさと覚悟を決めるべきだ。


なぜなら、依存状態では、
基本的に何をやってもあまりうまくいかないからだ。



何を隠そう、この私自身も受験生のときは、
かなりの依存状態だった。

そして、たくさん失敗した。


友達の言葉を鵜呑みにして、
化学の難しい参考書を使ってみたり。

ネットに書かれてる書き込みを盲目的に信じて、
訳も分からず分厚い数学の参考書に手を出したり。

何も考えないまま予備校に通い、
何も身に付かないまま3ヶ月が過ぎていたり。


そうやって、
覚悟も決めずにフラフラ〜っといろいろ手を出したからこそ、
無駄な時間を過ごしてしまった。

これだけは本当に後悔している。


やる気があっても、
依存状態だとうまくいかない。

私はこれを、
大学受験の経験を通して学んだ。


大学受験は、
やる気だけでどうにかなるものではないのだ。


この記事を読んでいる人には、
私と同じ失敗を繰り返してほしくないなーと思う。


いろいろ手を出してしまう人は、
やる気があるからこそいろいろ手を出す訳だ。

そもそもやる気がなかったら、
そんな風に、いろいろ手を出したりしない。


でも、そのままじゃダメ。

やる気があっても、
依存状態が続いていると、なかなか結果は出てこない。


だからこそ、
せっかく何かに取り組むのであれば、
全力で、自分から主体的に行動すべきなんだ。

他でもない自分自身が受かるために、
死ぬ気で受験勉強をした方が得られるものも大きいだろう。



なぜ、依存状態がダメなのかというと、
限りなく受身の状態だからだ。


他人に頼る依存状態というのは、
言い換えると受身の状態。


受験相談を受けると、

誰かに何かを言われたから。
だから私はこれをやっている。

といった形で、
質問に答える受験生がたまーにいる。


昔の私こそ、
その典型例だ。

昔の、受身状態で受験勉強していた私に質問したら、
おそらくこのように答えただろう。


なんでその参考書を使って勉強しているの?


友達から聞いたり、ネットでオススメされてたから、
だから今はこの参考書を使っています。

他にもいろんな参考書が載ってたので、
とりあえず揃えてみました。

まずはこれらを試してみたいと思ってます。


当時の私に質問したら、
おそらくこのように答えうだろう。


今、私が受験相談を受ける時も、
どんな質問に対しても、このように答えてくる受験生が、
たまーにだけどいる。


そして、
そういう人に限って、
成績はあまり良くない。

もしくは勉強していても、
あまり成績が上がらないという悩みを持っている。


もちろん、
当時の私もそうだった。

勉強しても勉強しても、
いまいち成績は上がらないし、
成績が上がってる感覚もなかった。


なぜそんなことになってしまうのか?
その理由は明確だ。


このような人は、受身の状態で、
自分のアタマで考えられていないからこそ、
今の勉強がうまくいってないのだ。


そう、言ってしまえば、
受身の状態の人は思考停止状態なのである。

そして、この思考停止状態こそ、
大学受験における大いなる敵なのだ。


思考停止状態で周りに依存してしまう人。

そういう人は、大学受験において、
無駄なことをやってしまいがちである。


よくありがちなのが、先ほども例に出したように、
ネットで検索して出てきた、
見ず知らずの人のオススメの参考書を使おうとすることだ。

私自身は受験生の時に、
もう死ぬほどこれをやっていた。


検索しまくって、
いろいろな参考書を買いあさって使いまくった。

でも、
今考えると本当に時間もお金も無駄したなーと思う。



大学受験で大事なのは、
参考書を買うことではなく、
参考書を使って勉強することであり、

参考書の使うときはその使い方、
ようするに勉強法によって大きな差がつく。


だからこそ、
大学受験では勉強法が何よりも大事なのだ。


というか、そもそも、
ネットで良い参考書とされてる参考書は、
めちゃくちゃ難しい参考書が多い。

その理由は簡単で、
ネットに書き込む人はそもそも勉強に自信がある人が多いからだ。


勉強に自信がある人が、
自分が勉強できることを認めて欲しいから、
だからネット上に書き込む。


でも、ネットで検索する人は、
勉強が苦手で、よくわからないからこそ検索をする。

このギャップが、
勉強しても成績が伸びない受験生を生み出すのだ。


これが、参考書を使っても成績が伸びない受験生が、
いま、大量に生まれてしまっているメカニズムである。


参考書というのは、
使えば誰でも成績が上がるという、
いわば万能薬のような存在ではない。

参考書というのは、
しっかりと正しい勉強法と組み合わさって初めて、
その真価を発揮するのだ。


このことは、
もっと多くの受験生が知っておくべきことだろう。


参考書を万能薬であると信じきって、
間違った方法でひたすらガリガリ解きまくってる当時の私にも、
この話をしてやりたいものだ。。。


おっと、
話が逸れてきたので元に戻そう。


ようするに、

今からでも間に合いますか?

このように聞いてくる人は、
受験勉強をする覚悟がまだ足りない。


だからこそ、
今の受験勉強がうまくいってないのだ。



では、覚悟がある人は、
どのような質問してくるのか?





この動画でも詳しく解説してるが、
次のような質問をしてくる。


どうすれば、
今からでも間に合いますか?


覚悟がある人は、
このような質問をしてくるのだ。

もちろん、質問内容は、
今こういう成績で、ここが志望校でといった内容も含めて、
もっと長い文章が送られてくるが、

質問内容を1行でまとめると、
このような質問してくる。


今からでも間に合いますか?


との違いは、
「どうすれば」の部分である。

この5文字があるかないかで、
その人の思考が透けて見えてくるのだ。


ただ、1つ言っておくと、


今からでも間に合いますか?

と質問してくる人も、
実に惜しいところまでは来ているのだ。

受験勉強をするやる気はあるわけだからね。


それだけに、
非常にもったいない。

あと少しだけ、
覚悟を決めるという、
あと一歩の決意が足りないのだ。



今一歩覚悟が持てずに、

あなたなら大丈夫ですよ。
今からでも間に合いますよ。

と誰かに言ってもらい、
安心したいだけの状態で止まってしまっているのだ。


昔の私もそうだったから、
確かにその気持ちはわかる。


受験生活はこの不安との戦いだ。

この不安さえなくなるためなら、
なんだってする。


それが受験生の心情だろう。


でも、仮に私が、

あなたなら大丈夫ですよ。
今からでも間に合いますよ。

と言ったところで、
その不安は解消するだろうか?


おそらく、根本的には、
なんの解決にもならないだろう。


安心するのは一瞬だけで、
また明日になれば同じ不安が襲ってくる。

自分は志望校に受かるのだろうか?と。


つまり、
今からでも間に合いますか?という質問は、
表面的な不安を拭い去るだけで根本的な解決になっていない。

誤解を恐れずに言うのであれば、
だからこそ、この質問は愚問なのだ。


いいだろうか?


受かるかどうかの不安を和らげるための唯一の方法は、
受験勉強をすることだ。

受験勉強をすることでしか、
受かるかどうかの不安は和らげることはできない。


そして、それを前提にした質問が、

どうすれば、
今からでも間に合いますか?

という質問なのである。


このように質問をする人は、
少なくとも前者よりは勉強をする覚悟ができている。

志望校に受かるためには、
受験勉強をすることが必要であることを、
確認せずとも分かっているのだ。


だからこそ、
具体的にどのように勉強すればいいのか。

How to の部分を聞いてくる、ということである。



このように質問の仕方1つで、
ここまでの違いがあるのだ。


そして、あなたが受験生なのであれば、
このように思考を進め、
受験勉強する覚悟を決めること。

あなたが指導者なのであれば、
このように生徒が思考できるよう手助けをすること。

これこそが、
本当の意味で求められることであり、
かつ大事なものだ。


なお受験勉強をする上で絶対にやってはならないこと。

受験生がやると即死する絶対にやってはいけないことに関しては、
この動画でまとめて話してる。

かなり多くの人に見て頂いてる人気の動画だ。




そもそもの話、


今からでも間に合いますか?


このように受験生に質問されて、


大丈夫だよ。
今からでも間に合うよ。


と無責任に生徒を肯定するだけでは、
根本的な解決にならない。


そこから問題点を汲み取り、
問題の本質を解決するための手段を受験生自らが強制されることなく、
自発的にやるように教育していくこと。

それこそが、
指導者がやるべきことだろう。



そもそも受験生というのは、
もう子供ではない。

なぜそのような勉強法で勉強をすべきなのか。

それを論理的に説明すれば、
ちゃんと理解して、迷いなく勉強できる。


そして、
そのとき受験生がやる勉強法が正しければ、
成績は1週間、少なくとも2週間もあれば上がっていくだろう。



私がスカイプで個別指導をするときも、
こういったことを意識している。


よく保護者からある質問で、

実際に会って指導を受けないと、
うちの子は勉強できないと思います。

という質問があるが、そんなことはない。


高校生はもう、
自律的に行動できる年齢だ。

客観的に自分のことを見つめ直し、
自分が何をすべきかはわかってる。


だからこそ、
自分で情報収集をして、
このブログとか私の動画を見つけてくるのだ。


わざわざ教室に集めたりしなくとも、
意思の疎通さえできればそれで十分。


せっかく日本全国どこにいようと、
24時間365日無料で通話、メッセージを送ることができる時代なんだから、
それを使って効率的にできることは効率化したほうがいいに決まってる。


スカイプ指導がどれだけ素晴らしいかは、
この動画で話してる。



便利なものはどんどん取り入れるべきだ。

わからないところがあったら、
そこを写メとか画面共有で教えてくれればいい。


話を戻そう。


ようするに、
せっかく受験勉強をするのであれば、
受身でブーブー文句たれてても仕方がない。

受験勉強するのであれば、
さっさと覚悟を決めて主体的に取り組みましょうって話でした。


ちなみに、
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受験勉強頑張っていきましょう。

今回はこの辺で。


では。

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