弱音を吐いたり、言い訳をしたり、甘いことを言ってしまっている人へ。

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どうも、とうまです。

僕は受験勉強を始めた当初、
悪い意味で調子に乗っていました。

今まで勉強してなかった自分に比べたら、
物凄く勉強しているように感じたので、
自分はすごい真面目だなと思う反面、
勉強してない人はアホだなーと驕り高ぶっていたわけです。

1週間くらい真面目になっただけで、
さも凄いことをしてるかのように感じていたんですね。

確かに過去の自分に比べたら、
1週間受験勉強し続けているだけでも奇跡に近いでしょう。

今まではテレビを見てダラダラしていたり、
スマホをいじって時間をつぶしていたり、
ただボーッと毎日を過ごしていた人が、

朝起きてすぐ机に向かって勉強し、
移動時間は椅子に座れずとも参考書を開き、
テスト前でなくても机にかじりついて勉強する。

同じ人が1週間かそこらで、
これだけの変化を遂げたら、それは素直に凄いことです。

確かに、これはこれで素晴らしいことで、
褒められてもいいことかもしれません。

が、
受験勉強をしている、その本人が、
それを言うのは違います。

受験勉強していることを、
得意げに他人に話したり、
そういう態度でいることは言語道断。

はっきり言って、
超ダサいです。

と、
過去の自分に伝えたいですね笑。

たかだか勉強しただけで、
凄いことをしてるかのように思ってるのは、
まだまだステージが低い証拠。

受験生レベルで言えば、
まだまだヨチヨチ歩きをし始めたばかりの、
ひよっこちゃん。

いやー今になって思い出してみても、
当時の自分の小ささが、恥ずかしいですね。

この状況がいつ変わったのかというと、
初めて模試を受けた時。

受験勉強を始めれば、
誰でも一度は模試を受けることでしょう。

そして、たいていの場合は、
初めての模試の結果にショックを受けるはずです。

僕は大ショックを受けました。

あんなに勉強したのに、
ミジンコみたいな点数しか取れへんやん。

なんなんこれ。

と、衝撃を受けました。

自分は凄いと思っていた当時の僕の勉強なんてのは、
超真面目に勉強してる人の足元にも及ばなかったわけです。

今まで勉強していなかった人が、
ちょっと勉強したくらいでは、
やはり残念な結果しか出ないんですね。

で、この時にですね、僕は、

全然解けなかった。
意味わからねえ。
あんな問題解けるようになるのか?

と、絶望的な気持ちになり、
弱音を吐いてました。

今から頑張っても無理だろ。
どうせ俺には無理さー。

と、投げやりな気持ちになっていたわけです。

このような気持ちになるのは、
受験生ならだれでもあるでしょう。

ですが、
もし、この状態が何ヶ月も続いていたら、
非常にまずいです。

それはなぜかというと、
その人はまだ本当の意味で受験生になりきれていない、
覚悟ができていないからです。

本来、
受験生というのは、
勉強して当たり前の存在。

勉強するのが仕事です。

そして、その勉強を通して成績を上げて、
志望校に受かるのが至上命題である、と言ってもいいでしょう。

そう、受験生というのは、
今日という日を積み重ねて、
結果を出さなければならない存在なんです。

にもかかわらずですね、
受験生の中には、
たまにこんな風にいう人がいます。

こんなに努力してるんだから、
結果が出なくてもそれでいいじゃないか、と。

あんなに頑張ってるのに、
なんでその努力を認めてあげないんだ、と。

結果が出ないのは、
しょうがないじゃないか、と。

努力を誇り、結果は出ても出なくてもいいと発言をする受験生が、
たまーにですけど、いるわけです。

僕はこういった受験生を目にすると、
ちょっとやばいパターン入ってるな、と思います。

僕も昔同じような状態になったので笑。

なんでこれがやばいのかというと、
完全に自己矛盾してるからなんですね。

そもそも受験勉強をしているのは、
今の成績を上げて、志望校に受かる可能性を、
少しでも上げるためです。

言ってしまえば、
成績さえ上がればなんだっていいわけです。

にもかかわらずですね、
成績上がらなくてもいいじゃん。

しょうがないでしょ。

と、開き直ってしまうのは、
現状をどうにかしたい心が生み出す、
苦しい言い訳なんですね。

そして、
このように言い訳をする人は、
現状の成績を素直に受け入れてないわけです。

いや、もっと良い成績を取れるはずだ、
と心の中で思っていたけども、
実際には良い点を取れなかった。

そこにショックを受けてるけれども、
そのままだと心が崩れそうなので、
なにやらもっともらしいことを言ったり、
弱音を吐いたり、言い訳をしたりして、
今の自分を正当化しようとしてるわけです。

これだと、
いけないんですね。

いいですか。

どんな結果が出ようとも、
その結果を素直に受け止めない限り、
本当の意味で受験勉強できてるとは言えません。

今の自分のレベルを素直に受け入れて、
足りないところを補うために努力をするんです。

これが受験生がやるべき、
当たり前のレベルの行動んなんですね。

努力をするのは当たり前。

努力を誇ったら終わりなんです。

受験勉強をしていたら、
これくらいの傷は何度となく受けます。

成績が上がると思ったのに、
むしろ前より悪い成績になってしまった。

なんてことは、
腐る程起きるわけです。

このときにですね、
いちいち萎えていたり、弱音を吐いたり、
自己正当化していては、成長できないんですよ。

受験勉強で結果を出すためには、
傷を負う覚悟で今の実力を素直に認め、前に進まないといけないわけです。

学ぶということは、
そういうことなんですね。

自分にとって、
心が痛くなるような経験から、
何かを学び、活かす意思を持たない限り、
その人は本当の意味で成長できないんです。

何度でも何度でもやらかして、
やらかしたことから学べばいいんですよ。

やらかして学んだことは、
一生の宝物です。

最初は努力の割に、
全然結果が出ないかもしれません。

でも、基本の勉強ってのは、
そんなものなんです。

最初の一歩は、
どの科目も地味ですからね。

ただその一歩一歩の努力を惜しまずに、
着実に力をつけていけば、必ず成績は上がっていきます。

どんな問題を解くときでも、
安定して確固とした実力を出せるようになるわけです。

ということで、
今受験勉強をしていて、
弱音を吐いたり、言い訳をしたり、
甘いことを言ってしまっている人、

そういう人は、
まず今の自分の実力を素直に認めることころから始めましょう。

これができないと話になりませんからね。

自分にはなにができてなにが足りないのか。

これを確認して、
そこから今の自分はなにをすべきかを考え、
自分の大学受験戦略を組み立てていきましょう。

ではでは。

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