暗記が苦手な受験生必見!紛らわしい英単語が覚えられないときの対処法



こんばんは、とうまです。


私が受験生のとき、
どうしても覚えられない英単語が2つあった。

覚えられないというか、
全く見分けがつかない英単語だ。


それが、
「imaginary」と「imaginative」である。


あなたはこれらの英単語の意味が、
わかるだろうか?


私は、受験生のとき、
こいつらの違いがマジでわからなかった。

模試で出るたびに、
「あれ?これって[架空の]って意味だっけ?」
「それとも[想像の]って意味だっけ?」と悩まされた。

と、同時に、
めちゃくちゃイライラした。


なんでまたわからないんだ?
俺はバカなのか?


そして、そうやって間違えるたびに、
毎回悔しい気持ちになり、覚えようと努力した。


理論上、間違えるたびにちゃんと学び直せば、
いつしか絶対に、どの単語も覚えられる。


大学受験の鉄則は「繰り返し」

ということで、
何度も何度も、繰り返し繰り返し音読した。

でも、いくら音読しても覚えられない。

だから今度は、
書いて書いて書きまくった。

繰り返しやってれば、
いつかは絶対覚えられるはず。


でも、覚えられなかった。

くっそおおお!まじうぜえ!


こういった経験、ないだろうか?


ある単語が、どうしても覚えられない。

他の単語と間違えてしまう。

いくら繰り返しても、頭の中でごっちゃになる。


受験勉強をしていると、
そんな悩みが出てくるだろう。


ということで、今日は、そんなときに役に立つ、
「紛らわしい英単語が覚えられないときの対処法」について話す。







先ほどの2つの英単語。

「imaginary」と「imaginative」


なぜ、私は、
これらの英単語を覚えられなかったのか?


実は、その原因は、
単語帳の「日本語訳」に由来する。

というのも、
単語帳にはこのように書いてあったのだ。


「imaginary 架空の」
「imaginative 想像の」


これが諸悪の根源である。

受験生の皆さんも気をつけた方がいい。


実は、何度繰り返しても、
英単語の意味が覚えられない原因は、
その「日本語訳」に存在する。


端的に言うと、私の場合は、

日本語で、
これら2つの単語の意味の違いがわかっていないからこそ、
その英語の意味が覚えられなかったわけだ。


これがすべてである。


つまり、私は、
日本語の「架空の」と「想像の」の意味の違いがわかっていなかった。

だから、それらを英語で言い換えた、
「imaginary」と「imaginative」の意味が覚えられなかったのだ。



そもそも、日本語でその意味がわかってない単語を、
英語で言われたところでわかるはずもない。


日本語で「犬」が何を意味するかがわからない人は、
当然、英語で「dog」と言われても理解できない。

「dog」を理解するためには、
まず日本語の「犬」を知る必要がある、ということだ。


これ、本当に大事なところなので、
適当に読み流してしまった人は、しっかりと読み直すように。


超ざっくりとまとめると、

日本語で言われてわからないことは、
英語で言われてもわかるわけないでしょ。

ってことね。


現代文の勉強をすれば、
英語の成績があがる理由はここにある。

私たちは、
母語である日本語以上に、
英語を身につけることができない。

だからこそ、
どうしても英語の成績が上がらないときは、
日本語の勉強をする必要があるわけだ。


そこで、だ。


こんな紛らわしい英単語に出会ったとき、
一体どうすればいいのか?


繰り返し勉強してれば、
いつかは覚えられるようになるのか?


確かに、
その選択肢もなくはない。

でも、もっとスマートに、
スッキリとこれらの英単語を覚える方法もある。


ということで、
今回はその方法についてお話ししよう。


対処法は2つある。


まず1つ目が、
「日本語能力を高める」という対処法だ。

先ほどの例で言うと、
「架空の」と「想像の」に定義の違いを、
しっかりと理解し、覚えていく対処法。

具体的にどうやって調べるのか?というと、
普通に辞書で調べるだけだ。


ちなみに、それぞれ辞書で調べてみると、

【架空】
根拠のないこと。
また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。
また、そのさま。

【想像】
実際には経験していない事柄などを推し量ること。
また、現実には存在しない事柄を心の中に思い描くこと。

と書かれている。


こちらのアプローチから英単語を覚えていくと、
言葉の定義に敏感になっていくので、現代文の成績も良くなっていく。

また、日本語と英語という言語の違いにアンテナが立つため、
英語学習がより密度の濃いものになっていくだろう。


ただ、1つ欠点がある。

それは何か?というと、
こちらの勉強法は、時間効率が圧倒的に悪い。

覚えられない英単語が出てくるたびに、
この対処法で勉強していたら、
恐らく時間がいくらあっても足りないだろう。


なので、この対処法は、
本当にわからない単語が出てきたときだけ、

ようするに、
「こいつはもうお手上げだ」ってときにだけ、

この対処法で勉強することをオススメする。



そして、もう1つの対処法。

それが何かというと、
英単語を覚えるときの「日本語訳」を変えて覚えるという対処法だ。

もし、なかなか覚えられない英単語が出てきたら、
基本的にはこちらで対処した方が良い。


具体的にどうすべきなのか?

先ほどの、
「imaginary」と「imaginative」で説明しよう。


まず第一にやるべきこと。

それは、これら2つの単語を、
英和辞典で調べることだ。


すると、日本語訳が出てくる。


「imaginary 想像の、架空の」
「imaginative 想像の、想像的な、想像力に富む」


見れば分かる通り、
先頭に載ってる言葉が同じである。

もし、これをそのまま覚えたら、
脳みそがこれらを見分けられないのも無理はない。


「想像の」で覚えていたら、
「imaginary」も「imaginative」も、
脳みその同じところに記憶されるだろう。

これら2つの英単語をしっかりと覚えたいなら、
脳みその違う場所に記憶すべきだ。


記憶術とは、情報整理術でもある。


ということで、ここでポイントなのが、
後ろの日本語訳から「自分が覚えやすい日本語訳」を選ぶということだ。

その方が、単語帳の紛らわしい訳で覚えるよりも、
遥かに楽に覚えられるだろう。


選ぶ際のポイントは、
「自分が違いを理解できるかどうか」である。

そして、これも重要だが、
覚えるべき日本語訳は「1つ」に絞るべきだ。


英単語の意味を覚えるときは、
「1つの単語につき1つの意味だけを覚える」というのを守った方がいい。

それはなぜか?というと、
大抵の単語は1つの意味さえ明確に覚えられば、
あとの意味も芋づる式に思い出せるからだ。


だからこの場合も、

「imaginary 想像の、架空の」
「imaginative 想像の、想像的な、想像力に富む」

と、すべてを覚えようとするのはナンセンス。


「imaginary 架空の」
「imaginative 想像力に富む」

と、決め打ちで覚えてしまった方が早い。


これが、
紛らわしい英単語が出てきたとき、
なかなか覚えられない英単語が出てきたときの、
有効な対処法である。


もう1つ例をだそう。

「sensible」と「sensitive」

これらも私を非常に悩ませた英単語だ。


特に問題なのが、
「sensible」である。


私が覚えた英単語帳には、

「sensible 分別のある」
「sensitive 敏感な」

と書かれていた。


試験でこれらの単語が出てきたとき、
私の脳みそはいつもこんな感じだった。


sensitiveは確か「敏感な」って意味だ。

これはわかる。

でもsensibleが思い出せん。

これ何て意味だっけ。

、、、あー思い出せねえ。


だいたいこんな感じ。


なんでこんなことになったのか?というと、
ここでも「日本語訳」が問題としてあげられる。

というのも、
私が「sensible」を覚えられなかった原因は、
「分別のある」という日本語訳にあったわけだ。


少しお聞きしたいのだが、
ここ最近の日常会話の中で「分別のある」という言葉を使ったことが、
一度でもあるだろうか?


恐らく、ほとんどの人は、日常会話の中で、
「彼は分別のある人ねー。素敵だわ。」なんて使った経験はないだろう。

そう、私が「sensible」の意味を覚えられなかった原因は、
「分別のある」という日本語訳で覚えようとしたことにある。

そもそも、日本語で使わない言葉を、
英単語の意味として覚えようとしているからこそ、
なかなか記憶できないわけだ。


記憶力がない!と嘆いている人は、
本当に記憶力がないわけではない。

強いて言うなら、
「良い日本語訳を選ぶ発想」が足りないだけだ。


「often」の意味を、
なかなか覚えられないのも同じ。

よく、単語帳には、
「often しばしば」なんて書かれてるけど、

誰が日常会話で「しばしば」何て使うんだ?


俺、しばしば野球やるんだよね。


なんて聞いたことがない。


実際、私は「often」をどのように覚えているのか?というと、

私は「often」を「60%」と覚えている。


それはなぜか?というと、
「often」が頻度の副詞だなんてことは、
一瞬で脳みそに浮かんでくるからだ。

となると、
大事なのはその頻度のイメージである。

私はその頻度の度合いを、
数字の%表示で覚えてるってだけだ。


ちなみに、他の頻度の副詞は、

occasionally 30%
sometimes 50%
usually 80%
always 100%

だいたいこんな感じで覚えればいいだろう。


頻度の副詞の覚え方で悩んでいる人は、
ぜひ参考にしていただきたい。


話を戻そう。


「sensible」という単語の意味を、
どうやって覚えればいいのか?


やることはさっきと同じである。
英和辞典で「sensible」の意味を調べてみればいい。

すると、

「sensible 分別のある、思慮のある、賢明な」

とかいてある。


私の感覚的には、
「分別のある」も「思慮のある」もしっくりこないので、
この場合だと「賢明な」という日本語訳を選ぶだろう。


あとは、
スペルが似た単語である「sensitive」もまとめて、

「sensible 賢明な」
「sensitive 敏感な」

と、セットで覚えていく。


これが、紛らわしい英単語の覚え方だ。


ということで、
今回はかなり具体的に勉強法の中身を提示したので、
すぐ自分の英単語学習に反映できるだろう。


英単語暗記で困っている人は、
ぜひこの勉強法を試していただきたい。

そうすると、
今まで覚えられなかった英単語が、
嘘のように覚えられるようになっているだろう。


ってことで、
今回はこのへんで。


ではでは。

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